ぱるきょぐれトリルおいかぜスイッチ【USUMサンルールGS】
なんとなくパルキアを使ってみたかったので組んでみることに。
パルキアというポケモンは無限に不安定だけどそれでもよくやってくれたと思います。
1ターン目から展開するおいかぜorトリックルームはこのルールでも結局相手を全壊させるにはターンが足りません。ねこだまし、まもる、ワイドガードでとにかくターンを稼がれて凌がれるからです。おいかぜ中においかぜ、トリル中にトリックルームでそれぞれその状態の残りターンが延長されるということはありませんが、おいかぜラストターンにトリックルーム、もしくはその逆のトリルラストターンにおいかぜで自分の優位な状態を維持し続けるということはできます。それを意識して戦うのがこの構築の基本コンセプトになります。毎試合理想通りに展開できるかどうかは別として。
これは相手2体を1体で縛れる超火力とおいかぜトリル両方に適応できる中途半端なすばやさを備えた禁止伝説ならではの豪快な戦い方で、なおかつ相手の持っていきたいS操作展開に合わせてこちらの有利な場を調整できる柔軟な戦い方でもあります。
ということを使っている途中で気づきました。
207(252)-×-117(52)-215(204)-160-85
A232メガレックウザのいのちのたまガリョウテンセイ確定耐え
最遅
先に挙げた一掃要員に分かりやすく適したポケモン。
自分から張ったトリル下で同じ90族に負けるのも馬鹿らしいので最遅。これでもおいかぜ下でゼルネアスは抜けるので充分です。
しんぴのしずくでもよかったけど火力が高い方が強いことに気づいたのでこだわりメガネ。
このルールにはメガレックウザもガリョウテンセイも存在しません。流用個体なので。
パルキア@しらたま プレッシャー
197(252)-×-120-202(108)-159(148)-94
C183ゼルネアスのフェアリーオーラムーンフォース確定耐え
雨ハイドロポンプでH201-D118ゼルネアスに190~225ダメージ
ハイドロポンプでH200-D154ガオガエンに194~234ダメージ
最遅
最終的な個人評価は「極端に弱いと断定するほど弱くはないけど、もう一度こいつと何十戦も勝ち抜ける自信はない程度には強くない」です。要するに微妙。
エンカウント率が尋常でないガオガエンが煩わしくなく、トリルを張った後でもカイオーガを投げるという無理のないムーブで並耐久のポケモンを等倍で倒せる程度の火力を発揮できるちょっと変わったトリル始動員。
一致技の範囲がとても広いので歪な構成になることを避けられ、おかげで汎用性決定力共に高いのも良い。一致技が弱いゆえに攻撃技がかみなり、だいちのちからとかになってしまうようなディアルガとは違って。
先発で出てきやすいガオガエンを倒せるのでトリックルームをする前に蹴散らす選択肢もあり、トリル下で相手のガオガエンにねこだましでカイオーガが止められている時に少なくともやることがない、という状況も回避できます。ルナアーラや日食ネクロズマとは違って。技を当てればですが。
最遅の意味はないのでおいかぜ下で130族を抜ける101がベストですね。
技を外すことは確かに少なくはなかったですが、それが直接的な原因となって負けたことはあまりなかった印象。それでも不安定なことには変わりないので、まあおもちゃですね。特性も弱いし。プレッシャーはしおふきでこだわったカイオーガをわるあがきまで持っていけて詰ませられるくらいしか役に立ちません。それが役に立っていると言えるのであればですが。
追記
INCでは多方面で活躍されてたようですね。
僕には使う勇気がありませんでしたが。
クロバット@ウタンのみ せいしんりょく
191(244)-110-100-×-131(244)168(20)
C222カイオーガのWダメージ雨しおふき確定耐え
最速100族+1
ミュウツー、クロバット、カプ・コケコと、同じ130族ミラーはそもそもすばやさ勝負で勝っても微妙なので、ゼルネアス(とたまにいるボーマンダとか)まで抜けるようにして残りは耐久へ回したクロバット。おいかぜ展開から入りたいときに先発固定で出していました。カミツルギくらいは抜けてもいいかも。
おいかぜ中に試合を決められるように特化した技構成。そういったEASY WINが成功したことはあまりなかったので、素直にちょうはつを入れた方がよかったです。この構成じゃゼルネアスを抜いている意味ないし、ワイドガードを奪いたかったよこどりはラッキー構築をいじめた時くらいしか役に立たなかったので。
ブレイブバードは強いです。削りというのがこいつの仕事の一つですが、それをいちいち外していられないので。別にルンパッパがきついわけではないですが、一撃で倒せるならそれに越したこともないでしょう。
まったく同じ技構成をファイアローでも実現できるのでじっくり考えましたが、特性や数値を比較して残念ながら弱いという結論になってしまいました。残念ながら。(使いたかった)
モロバレル@メンタルハーブ さいせいりょく
221(252)-×-102(92)-105-133(164)-31
最遅
カイオーガやグラードンへの打点は充分なので、実験的にくさむすびを切ってめざめるパワーほのおに。カミツルギを奇襲できればとても楽になりますが、決まったことは一度もありませんでした。
ゼルネアスはカイオーガで吹き飛ばすことが理想ですが、積まれたときの保険のために忍ばせていました。単純に汎用性も高いししおふきカイオーガとも相性が良いので邪魔にならないしでよかったです。
元はフェイント搭載のアマージョでおいかぜ下カイオーガの隣に並べていた枠でしたが、クロバット1体にまとめられたし弱かったのでこいつに。こいつは強い。
201(244)-135-133(180)-100-133(84)-58
A189ソルガレオのいのちのたまばかぢから確定耐え
最遅
実験的にバークアウトにしてみたら強かったです。
トリックルームを押すターンにとんぼがえりを押せれば理想です。残ってもらっても邪魔なので。
結構好きな配分。
135(4)-233(252)-151-×-51-177(252)
最速
後発でおいかぜしたい時に持っていくポケモン。
カイオーガが相手2体を縛っているトリル最終ターンにおいかぜを押します。
トリックルーム→おいかぜしたい時(基本選出)
おいかぜ→トリックルームしたい時
どっちから入っていいか分からない時
ゼルネアスが不安な時
最初は実験&お遊び感覚だったけどなかなか悪くありませんでした。いろいろ学べてよかったです。
構築名ですが、オーガパルキアやパルオーガよりもぱるきょぐれの方がかわいいので良いと思います。(かわいい必要はない)
戦績 71勝24敗
シーズン12WCSレート最終1位